そらまめ君日記~腎臓ドナーとして生きる~

夫へ腎臓提供する妻のブログ。透析患者数が32万人。でも移植の症例は年間たったの1600件。この圧倒的なドナー不足の現状を知る手立てになれば、と思っています。

あけぼの会主催の移植勉強会へ行ってきました

こんにちは。
お越しくださり、ありがとうございます。夫へ腎臓提供した妻のブログです。
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私たち夫婦は、腎臓移植を考えている人が、おそらく一度はたどり着く、『あけぼの会』という団体に登録しています。


ここでは、移植そのものについての情報だけでなく、実際に移植を経験した患者さん向け、移植を待っている、もしくは考えている人向けのコンテンツがたくさんあります。


先日5月25日は、水道橋にて現役医師による勉強会が行われました。


講演が、まさに私たちの執刀医であるI先生、しかもタイトルが『長期生着に向けて』だったので、これは行かねば‼︎と(笑)。


また、もう一つの講演もとても興味深い内容。


実はレシピエント(腎臓をもらった側)は、一生免疫抑制剤を服用しなければならないため、ガンになるリスクが通常よりも2倍ほど高くなる、と言われています。


なので、定期的な診察や、検査、日々の生活のコントロールは必須。

特に皮膚ガンの発生率が高いのが特徴みたいです。


あまり深刻になり過ぎても辛いから、夫とは「たまにこういう場に出て、普段の生活の振り返りをするといいよね!」と、話しています。


まぁ、移植デートですね。

学生時代の出会いから20数年。

不思議な関係だなあ〜って、今更ながらふと思います。


でも、少しでも長く私の腎臓が彼の中で動いてほしいし、長生きしてもらいたい。

そう、切に願っています。



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