初めて「ドナーの会」に参加
こんにちは。
お越しくださり、ありがとうございます。夫へ腎臓提供した妻のブログです。
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3月29日に夫へ腎臓の移植手術が行われてから、8か月、
その後10月29日に扁桃腺摘出手術。
色々あった2018年度ももうカウントダウンに入りました。
心配していただいている、体調ですが、思っていたより早いスピードで時間は流れ、
手術跡もほとんど目立たなくなってきました。
久しぶりに会う方々にも、
「元気?」「おかえり!」とお声掛けいただき、
みなさん、本当に気にかけてくださっているなと感謝ばかりです。
実際、日常生活ではほぼ元に戻り、
普段はほとんど手術のことも忘れています。(笑)
唯一、感じるのはとても疲れやすくなったなあ・・・・ということ。
なんというか、「スタミナが持たなくなった」という感じかな。
そういう時に欲しいのが、同じ体験をした人の情報。
意外と「ドナー(提供する側)」についての情報が乏しく、
いつも見ている『メディプレス』というサイトに、
「ドナーの会」参加者募集が出ていたので、
先日の土曜日、早速参加してきました。
レシピエント(提供される側)の夫も一緒です。
この会は、私たち夫婦と同じように、
東京女子医大病院で移植手術を受けた人たちが運営されています。
ちょっとおっかなびっくり、でかけたのですが、
皆さんのなんと明るいこと!
ドナーだけでなく、レシピエントの方や、これから移植を受ける方、など、
また、年代もさまざまでした。
そして今回、
なんと移植して「20年!」
という大先輩にお会いできたことは、大きな希望となりました。
その他にも、8年、10年、などそれぞれの経験や、
今まで健康に過ごしてこられた秘訣など、
とても学ぶことが多い会でした。
感じたのは、こちらにこうして元気でいらっしゃる方たちは、
ご自分の健康管理は当たり前、さらに、
こうやって情報を「これから」の方々に一所懸命に共有されている、ということ。
さらには、私たちと同じように、3月に移植されたご夫婦(レシピエント:奥様、
ドナー:ご主人)もいらしたのですが、
奥様はご自身の経験をプロのライターさんとして発信されているんです。
そのコラムを拝見して、レシピエントのドナーへの想い、というものが、
意外と分かっているようで分かっていなかったかも、ということや、
それぞれの立場でやはりいろんな想いがあるな、と再認識しました。
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ドナーの会に参加して、もうひとつ私が感じたのは、
レシピエントの皆さんほどに、ドナーの立場では発信することが少ない、
というか、発信の仕方が難しいということです。
手術したからと言って、術後の薬があるわけでもなく、
また、検査にしてもレシピエントほどこまめにあるわけでもない。
ただ、「健康でいること」がお互いや、家族、周囲に向けての
役割なんです。
でもだからこそ、なんというかモヤモヤっといた不安感、閉塞感、
焦燥感、そういったものがある。
私はたぶん、こういうことも今後、「これから」の方々に向けて、
発信をやっていきたいんだな、とぼんやり思った道すがらでした。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます!
おまけではないですが(笑)、下記に最新の国内での腎移植数のデータを貼っておきます。
腎移植実施施設リスト 2017年版(件数) | MediPress腎移植