移植後の食事のこと
こんにちは。お越しくださり、ありがとうございます。夫へ腎臓提供した妻のブログです。
今日は、「食事」について書きたいと思います。
そもそも、移植直前、夫の食事は下記のようなものでした。
✓タンパク質:一日35g
✓塩分:一日5g
✓カリウム:一日1500mg以下
こんな感じだったので、家族との食事とは味付けを別にし、
主食である「米」もタンパク質を減らすために、
「低たんぱく米」という特殊米を使って、二回炊いていました。
これらを駆使して、お昼にはお弁当を持たせていたのですが、
本人曰く、この低たんぱく米が何よりつらかったそうです。
だから、手術後すぐに病院食で白米が出てきたとき、
一番嬉しかったのはこの、
普通のお米が食べられる
ということだったみたいです。
それが今は、普通に白いご飯が食べられ、
タンパク質と塩分には気を付けているけれど、
みんなと同じものが食べられる。
それって、当たり前すぎて忘れていたけれど、
すごくすごく幸せなことだなって、
毎食、思ってます。
それと、術後何度となく彼が言うのが、
「これから旅行とか楽しめるなあ~」
「グルメ番組を見ても、行きたいと思えばそこへ行けるんだな」
という言葉。
家庭での食事では、
いつもみんなのと同じものを食べられない
場面を見てきたけれど、
こんな風に考えていたとは、
全然気が付かなかった。
やっぱり当事者じゃないとわからないことって
いっぱいあるのかもしれない。
よし、ということで、
今日も健康でおいしいご飯を作るか!!