そらまめ君日記~腎臓ドナーとして生きる~

夫へ腎臓提供する妻のブログ。透析患者数が32万人。でも移植の症例は年間たったの1600件。この圧倒的なドナー不足の現状を知る手立てになれば、と思っています。

移植後1日目(夫・レシピエント)

手術当日を一晩ICUで過ごした夫が、個室(感染症予防のため、術後は個室)に午前中に戻って来たとI先生から聞く。

リハビリを兼ねて歩いて行ったら、ベッドの上に仁王座り(?)の夫の姿…


両首にカテーテル、他には点滴、導尿、傷口カテーテルと、管だらけ。

それと、傷口保護や、昨夜のICUで微動だに出来なかった影響で、かなり腰が痛くて動けない様子。これを見て、「あー、私はなんて事ない傷だな」と思う。

顔を見せると笑顔を返してくれるけれど、相当無理しているのが見て取れる。


でもでも、キチンと尿が出ているし、こうして生きてふたりで戻って来て来れた事、本当に嬉しい。

世界水準の医療にかけて良かった。

そして、こんな先生とチームに巡り会えた幸運にも感謝です。


この日はあまりお互いに無理せず、同じ病棟内、変な感じだけどLINEでやり取りなど。

お互いの無事を確認するのが日課のひとつです。