明日はいよいよ腎生検!
こんばんは。
お越しくださり、ありがとうございます。夫へ腎臓提供した妻のブログです。
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移植から4ヶ月が過ぎ、
いよいよ明日は夫の腎生検。
1泊入院して、移植腎(元・私の腎臓君)の細胞を、
穿刺で採取します。
ついでに(?)、私も久しぶりにクレアチニンなど
細かく検査してもらうので、ちょっとドキドキ。
「何も起こっていない」
を確認する検査だと思って、行ってきます!
移植後4ヶ月、腎生検を受けます
先日、また夫が夕飯を作ってくれました。
術後、夫が手に入れたもの。
元気な体以外に、実は、
お料理の腕!!
3か月の療養期間中に、みっちり仕込みました。(笑)
その間は、週に4回の夕飯を、
社会復帰した今は、土日を担当してくれています。
先日の「トマト煮込みハンバーグ」、絶品でした!
さてさて、今月29日で腎臓移植手術から4か月。
このタイミングで夫が「腎生検」を受けることになりました。
1泊ですが入院して、移植腎に直接、注射針を刺して、
組織を採取。(うう、怖いっ)
「何にもないこと」の確認のための検査だと思っています。
あと、自分が提供した腎臓君の状態を知るのが、
ちょっと楽しみでもあります!
またご報告しますね!
生体間腎移植の本当のところ
おはようございます。
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月曜日、夫は週一の定期検診へ。
いつもより、クレアチニン値が上昇、
なぜかコレステロール値まであがっていた・・・・
やはり、嬉しくて今まで食べていなかった
お肉やお魚を毎日、自由に食べているから?
たまあに、完全な飲み忘れはないけれど、
生涯飲み続ける免疫抑制剤を定刻に飲めなかったり・・
若干、へこんでいる二人です。
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日本に33万人もの人が透析で苦しんでいるなか、
私たちが受けた生体間腎移植の経験を、
「これは素晴らしいからぜひ!」
というスタンスでブログにつづっていこうと思っていました。
でも、もしかしたら少し方向転換するかもしれません。
移植って、やっぱり自分たち、
周りの人たちの人生まで変える、大きな出来事。
終わって、「これで良し」でもない。
そして、すべてがバラ色だけではないってこと、
それを、経験を踏まえて、
事実のみを綴っていこうと思います。
移植後の食事のこと
こんにちは。お越しくださり、ありがとうございます。夫へ腎臓提供した妻のブログです。
今日は、「食事」について書きたいと思います。
そもそも、移植直前、夫の食事は下記のようなものでした。
✓タンパク質:一日35g
✓塩分:一日5g
✓カリウム:一日1500mg以下
こんな感じだったので、家族との食事とは味付けを別にし、
主食である「米」もタンパク質を減らすために、
「低たんぱく米」という特殊米を使って、二回炊いていました。
これらを駆使して、お昼にはお弁当を持たせていたのですが、
本人曰く、この低たんぱく米が何よりつらかったそうです。
だから、手術後すぐに病院食で白米が出てきたとき、
一番嬉しかったのはこの、
普通のお米が食べられる
ということだったみたいです。
それが今は、普通に白いご飯が食べられ、
タンパク質と塩分には気を付けているけれど、
みんなと同じものが食べられる。
それって、当たり前すぎて忘れていたけれど、
すごくすごく幸せなことだなって、
毎食、思ってます。
それと、術後何度となく彼が言うのが、
「これから旅行とか楽しめるなあ~」
「グルメ番組を見ても、行きたいと思えばそこへ行けるんだな」
という言葉。
家庭での食事では、
いつもみんなのと同じものを食べられない
場面を見てきたけれど、
こんな風に考えていたとは、
全然気が付かなかった。
やっぱり当事者じゃないとわからないことって
いっぱいあるのかもしれない。
よし、ということで、
今日も健康でおいしいご飯を作るか!!
久しぶりの外出
こんにちは。お越しくださり、ありがとうございます。夫へ腎臓提供した妻のブログです。
今、夫は術後の検診へ行っています。
4月12日の退院以来、週2ペースでの診察。
毎回、採血と採尿があり、ありがたいことに数値は安定。
これをもとに、服用している免疫抑制剤の服用量が決定しています。
免疫抑制剤は、臓器とはいえ、他人の物が
体内に入っている限り、「異物」ととらえてしまうため、
生涯飲みつづけなければならないのだけど、
これ以外は術前に飲んでいた、血圧やカリウムを下げる薬や、
厳しい食事制限がなくなったので、本当に奇跡のようです。
そして、昨日は久しぶりに外出らしい外出をしました!
本当は感染症予防のためにマスク着用なんだけど、忘れてた(汗).....
地元のお祭りへ行ったのですが、そこでも好きなものを
自由に食べ、飲むことができる!
この、「食べること」に関しては、
術後私も初めて、夫の口から何度も聞いたことがあります。
『今まで、TVなんかでグルメ情報や旅情報があっても、
自分には関係ないと思ってた。でも、これからは行けるんだな』
こんなことをポツリ、ということがあります。
そういう時に、今回の決定を心から良かった、と思えるのです。
それにしても、昨日はたくさんの笑顔に会えて、とっても嬉しかった!
いろんな人が「どう?」「ほんとによかった!」と声をかけてくれ、
こんなに沢山の人たちが気にかけてくれてたんだと、実感。
そんなみんなに、ふたりの元気な姿を見せることができて、良かった。
「ただいま」。
そんな気持ちで過ごした母の日でした。
移植手術から1ヶ月目
おはようございます。お越しくださり、ありがとうございます。夫へ腎臓提供した妻のブログです。
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血圧:111-67
Cr : 1.11
(筋肉が運動するために必要なエネルギー源であるクレアチンリン酸が代謝された後にできる老廃物。腎機能が落ちると血中のクレアチニン濃度が上昇するため、判断のひとつとなる。)
男性:基準範囲 1.00以下 要注意 1.01~1.29 異常 1.30以上
女性:基準範囲 0.70以下 要注意 0.71~0.99 異常 1.00以上
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先日4月29日、腎臓移植手術からちょうど1ヶ月が過ぎました。
思っていたよりあっという間の30日間。
初めの1週間はまだ実の母が来てくれていて、
家事一切をお願いしていて、
本当に病人そのものでした。
たまにやることといえば、
1日おきくらいに夫のお見舞いへ行くくらい。
リハビリを兼ねて徒歩で行っていたけど、
実は帰宅後はダウン(笑)。
しばらく身動きできず。
そんな感じだったので、術後17日目から、
ECC※のお仕事を再開できるのか、
とっても不安でした。
だけど、人の回復力ってすごい!!
レッスン中はあまり立ち回らないけれど、
なんとか遂行できています。
これを週に3回、およそ3時間半~4時間を
こなせるようになりました。
でも、こうして復活できたのも、
実はレシピエントである
夫のおかげなんです!!
さすがにレッスン後はまだ
横になりたい感じなのだけど、
その時間にはキッチンから良い香りが....
そう、夫が料理に目覚めました(笑)
献立:鶏チャーシュー、ジャガイモのチーズガレット、油揚げとワカメの味噌汁、十穀ご飯
元々、約3か月の療養期間に入った夫。
たっぷり時間があるので、
その間にやることの中に、
この「料理」があったんです。
今まで、基本的には私が
ほぼ全料理を担当していたから、
本人にとってはかなりのハードルのはず。
それが、レシピ本やCOOKPADを駆使し、
なかなかの腕前を発揮してくれてます。
もちろん、減塩も意識して。
今では、
ECCのある月水金と日が彼の担当。
療養期間が終わらないでほしいかも、
とひそかに思っております(笑)
※ECC開校12年目
腎臓摘出後のドナーの体調
こんにちは。
夫への腎臓提供のため、摘出手術から25日が過ぎました。
さすがに術後すぐは、傷口(内視鏡痕が3ヶ所、メス痕が1ヶ所)の痛みが1番でした。
それ以外によく感じたものが下記の変化です。
・急な寒気
・微熱
・手術痕の腫れ
・手術痕のしびれ
25日経ったあと、上記のうち、しびれ以外はほぼ消えました!
ただ、今度は皮膚のかゆみ(脇腹、胸など)が出てきましたー。
術前にはなかったので、困ってます(汗)。
これは、やはり腎臓が水分の要の臓器だからなのか?
意識して水分は摂っているのだけどな?
今度、主治医に聞いてみます。