夫(レシピエント)入院1日目
夫、移植前入院1日目。
朝、子どもたちを学校へ送り出し、なんとなく夫婦で落ち着かないまま入院手続き。
私と夫は血液型が違うので、「血漿交換」という事前処置が必要となります。
本来は別の病棟への入居予定でしたが、そちらが満床(これはこれで、別の問題が・・・汗)ということで、救命救急棟へ入居。
ちょっと、空気が違うような・・・
さて、入院1日目の処置はこちら。
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①身長・体重測定
②採血
③採尿
④頸部にカテーテル装着
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この、④の装着がなかなかヘビーな感じで・・・・(汗)。
レントゲン室で写真を見ながら、約15cmの長さの針を、首の静脈に挿入。
それを動かないようにする為に、羽根のようなものを皮膚に縫い付けているそうです~~。
局部麻酔をするから、痛みは感じなそうだけど、グイグイ!!
と入れていく感じは分かるらしい・・・・。
なぜ、これを作ったかと言うと、ここから前述の「血漿交換」と、場合によっては、
術前に必要になれば、ここから「人工透析」もできるからとの説明でした。
ところで、この透析について。
今現在、日本での透析人口は約31万人。しかも毎年新たに3万人以上の方々が、新規で透析導入となっている現状。
また、我が家の夫は異なるのですが、
透析導入となってしまった原疾患の圧倒的多数が、「糖尿病性腎疾患」なのです。
これは、本当に怖い現実。日本人は、他国に比べて腎臓が小さい、というようなことも言われており、やっぱり生活習慣病は怖いものだと、改めて思います。
そして、静かな臓器である腎臓の声に耳を傾けて欲しい、そう、強く強く、願います。